2014年振り返り(後編)

先日の続きです。

達成することや前進することという目に見える成果ばかりを気にしすぎて、感情を置き去りにしてきたこと。
「無機質」な役割にとらわれ、「有機的」な人間らしさをないがしろにしてきたこと。
そこに原因があるように思いました。

僕は昔から周りと心からのコミュニケーションを取るのが苦手で、人に心を開いて自分の感じることを伝えるのが怖いと感じていました。

今、この仕事を通して、人と、そして自分としっかり向き合って、コミュニケーションを取るという、人生の課題にチャレンジさせてもらっているのかもしれません。

このブログを始めるにあたって、自分の考えていること、感じることをかっこつけずに書こうと思ったのも、そのためのプロセスのような気がします。

会社を代表する人間として、こんな青くさいことを書いたり、ネガティブな部分を見せるのは、個人や組織に与える影響を考えたときにどうなのか、という意見もいただいたりしますし、何より自分でそう思うこともしばしばです。

でも、その経営者という役割以前に、やはり自分は一人の人間であり、そこに向き合わずには、この先どこにも行けないと改めて思いました。

そして2015年は、もっともっと色々な経験して、そこからたくさんのことを感じ取って、人生をより味わい深いものにして行きたいと感じています。