耐力壁

さあ、耐震補強の要、耐力壁

古民家のように柱や梁でできた建物は、地震の揺れで横に倒壊しやすいので、壁を補強して強くします。

耐力壁には壁倍率という数値があり、その縦の合計と横の合計がそれぞれ一定の基準を超えていないといけません。

それを計算して、それぞれの壁にその数値をクリアするように決まった金物を使ったり、筋交いを入れるなどして、補強していきます。

ビスの種類から、何センチ間隔でビスを打つかなど、細かく決められています。

場所によっては既存の部材を切ったり、掻き込んだりしなくてはいけないので、けっこう大変な作業です。

これはクロスに筋交いを入れる一番難解なやつ。

真ん中にもビスを打つため、縦に下地材を入れている上、合板の切れ目にもビスがいるので横にも下地を付けています。

こんな風に指定の金物に、指定のビスを使って止めて、

合板を止めていきます。

見た目にも、かなりガッチリする感じがあります。

家の中央のここの壁が一番の大仕事でした。

3mの合板でも長さが足りず、継ぎ足して作りました。

下地材も沢山!

高所作業も伴うので、なかなかに大変です。

筋交いがいらない場所もあります。

ここはトイレの裏側の壁。

下地材をつなぎ合わせて、くっつけたりもしました。

掻き込みを駆使して、上手く下地を取り付けます。


ここは壁にしてしまうと建物内から外の見通しが悪くなって嫌だったので、金属製の筋交いを2つ重ねて使って代用しました。

よくガラス張りの建物とかで、この金物を使ってるのを見ます。(工事するようになってから気付くようになった。)


全部で10カ所ほど自分たちでやりましたが、一日多くて3カ所、一日一カ所しかできない日もあるほど、手こずりましたが、徐々にコツをつかみ、仕上がりもきれいにできるようになりました。

柱に直接合板を打てば簡単な場所もあったのですが、仕上がりを重視して、柱と柱の間に壁が収まるようにしました。

下地を入れたり、合板をミリ単位でカットしたりと手間はかかりましたが、長く使うものだし、こだわって作りました。

ここまでが2018年の7月頃までの工事。

8月に KOKONを建てる ために一旦古民家工事は休止したので、次の工事は9月頃再開しました。


次は、床の下地を作っていきます。