古民家の離れの小屋作り ~いよいよ仕上げ、内装編2~

杉とモイスの壁

床の次は壁です。

まずは雑巾ずりと呼ばれる巾木のようなものを床の上にのせます。

KOKONは真壁(しんかべ)工法と呼ばれる柱が見える内装を採用しています。

真壁工法は柱が壁よりも飛び出るので、仕上げの床材を貼るときに柱と壁のでこぼこに合わせて床材を切り込まなくてはいけないのです。

それはとても大変なので、この雑巾ずりを入れて、部屋を真四角になるように調整しているのです。

にくいね、雑巾ずり!

壁材をビス止めしていきます。

次に、腰壁の上に白いボードを付けていきます。

これはモイスと呼ばれるボードで、天然素材で作れれており、木材と同じく調湿作用があります。

ウチではバスマットにもモイスを使ってますが、水すんごい吸います!

モイスは白いクギで止めていきます。

壁を叩き割らないように慎重に。

モイスと腰壁の隙間は、見切りと呼ばれる材で目隠しします。

ほら、それっぽくなってきたでしょ?

2階も打ち付けます。

※しれっと2階ロフトの床もつけました。

ラストは窓枠

最後は窓枠を止めて

びしっ!

これで内装の出来上がり。

そして、KOKONの完成です!

これをどう使っていくかは、少しずつ紹介できればと思います。