きっかけ

昨年末に子どもが生まれました。

名を「奏介」といいます。

僕も妻も楽器をやっていたので、友人からは「演奏の”奏”からとったんだね」なんて言われますが、

全然とってないです。ごめんなさい。

響きと画数重視!

 

そんなこんなで、最近小さな子どもによく目が行くようになりました。

今までは全然気にならなかったのに、赤ちゃんが出ているテレビのCMとかが流れると、反応するようになりました。

人って自分に関係のある情報には、勝手にアンテナが張られるんですね。面白い。

 

で、ある日家の近くで、とある光景を目にしました。

※イメージ

 

車通りや自転車が多くて危ないし。

そんな中、突然飛び出したら危ないし。

でも子どもは飛び出すもんだし。

そもそも一人の先生が、そんなに多くの子どもを一度に見れないし。

 

都心では、確かに必要な措置だと思います。

ただこの光景を見たとき、僕は自分の子どもを思い浮かべて、こう思いました。

 

「全力でどこまでも走り回ってほしい。」

「ずっこけて泥だらけで大笑いしててほしい。」

そんな具体的なイメージが浮かんだ瞬間に、田舎に暮らしたいという気持ちが今までにないくらい強くなりました。

子どもってすげー。

 

そんな話を妻にしたら、とても賛同してくれました。

妻もすげー。

 

まとまらないまま終わり!

 

 

主人不在の森林たち

千葉の古民家付きの土地、BEANS VALLEY(ビーンズ バレー)と名付けました。

さてそのBEANS VALLEYですが、裏山があります。
今回購入した土地にこの裏山は含まれておらず、所有している方も別でした。

裏山からは竹や杉林が飛び出してきていて危険なので、手を入れさせてもらえないかと思い先日所有者の方を訪ねました。

幸い所有者さんの住所はすぐ近所でしたが、訪ねてみるとご自宅に人の気配はありませんでした。

向かいの方に話を聞くと、2.3年前に亡くなられたらしく、お子さんもいなかったそうです。

今は地道に正規の方法で相続人を探していますが、かなりの時間がかかりそうな上に、交渉や手続きも簡単にはいかなそうな予感がします。

おそらく、その相続人さんたちは、自分が相続人だということを知らないでしょう。

古い記事ですが、「相続時に何も手続きをしていない山林所有者」は、自覚している対象者だけで約16万人いると推定されています。

“実はあなたも相続人!? 増える所有者不明の農地・森林”

自覚の有無に関わらず、遺留分という法律で保障された取り分は発生しますから、時間が経てば経つほど、相続が起これば起こるほど、一つの土地の権利は分割され、集約は困難になります。

誰かの持ち物である限り、勝手に入ったり手を入れたりできないですから、森林整備にも多大な影響を及ぼします。

話には聞いたことのある問題も、直面するとことの重大さが一層身に沁みますね。。
都心で木材を扱っているだけでは感じられない現実。
これが今の日本の山の現状です。

問題意識を持って、まずは自分たちにやれることから取り組んでいきます。

ご近所廻り

先日購入した千葉の古民家付きの土地。
今日はご近所の挨拶廻りに行ってきました。

平日だったので半数近くは留守でしたが、訪ねた皆さんとてもいい方ばかりでした。
初めてお会いしたにもかかわらず、この辺りのことを色々教えてくださる方や、「裏に畑があるから使っていいよ」と言ってくださる方もいて、かなりビビっていた自分としてはなんだかほっとしました。

近所の方の話を聞いていると、僕らにとっては偶然巡り合ったこの土地に、連綿と続く物語があるとはっきり意識させられます。

なぜこんなにも千葉に惹かれるのかわかりませんが、理由がないってことは純粋な「好き」なんだろうなと、改めて感じた日でした。

杉のことを考えてたら、いつの間にか千葉に古民家付きの土地を買っていた話

先日、千葉に古民家付きの土地を購入しました。

理由はいくつかあるのですが、そのうちの1つは「回帰」でした。

 

榎戸材木店では数年前から千葉の杉を扱い始めましたが、いつからか1つの疑問がふと頭の片隅をよぎるようになりました。

それは、

「はたして自分は杉を”いのち”として見ているのだろうか。」

ということ。

 

木材をビジネスとして考えるとき、杉がいのちあるものということを忘れていないだろうか。

工業製品をライバルであると考えるとき、杉がいのちあるものということを忘れていないだろうか。

売上を気にするとき、

納期に追われているとき、

杉を単なる”素材”と考えて、杉がいのちあるものということを忘れていないだろうか。

 

そんなことが頭をかすめる度、

いったい何のためにやっているのか、

この先どこを目指すのか、

なんだかよくわからなくなりました。

 

数年前に木材市場や製材所で見た、今の日本の山の現状に衝撃を受け、

お借りしたいのちを無駄なく使いたいと思った。

それが杉を扱い始めた理由だったはず。

森のいのちをお借りして暮らすこと。

それが古来からの人と自然との付き合い方だったはず。

 

自然の中に身を置くことで、

人が自然と共生する世界に触れること。

全てが調和する世界に触れること。

そんなことを目標に、「回帰」してみようと思いました。

 

榎戸材木店のスローガンは「山へ かえろう、山へ かえそう。」

今より純粋だったあの頃の気持ちを思い出して、

もう一度「いのち」を、自分の軸に。

9の心得

榎戸材木店には細かいルールが殆どない代わりに、9つの心得があります。

ルールは人を縛りますが、心得は人の可能性を広げるものだと思っています。

仕事を通して、それぞれが自分で考えて、決めて、生きることを、みんなで学んでいきたいという願いも込められています。

道具×工具

トリマーとジグを使ってコンパスのように板を丸く切り取っている様子!

工具を使うことで、同じ道具で色んな加工ができるのも、ものづくりの面白いところです。 

   

 

やりたいことは一つじゃなきゃいけないって思ってないですか?

「やりたいことやったらいい」というと、「やりたいことが特にない」っていうリアクションが割と多いのです。

これって「やりたいこと」のハードルを自ら上げてしまってるんじゃないかと思います。

別に一番やりたいことじゃなくてもいいんです。

しかも、変わったっていいんです。

「今日の夕飯、おいしい餃子がたべたい。」

「ゆっくりお風呂に浸かって、7時間ぐっすり眠りたい。」

そういう風にちょこちょことやりたいことを、できれば具体的にはっきりさせて、それをちょこちょこ叶えていくと、やりたいことってどんどん出てくるもんです。

子どもの頃はやりたいことで溢れてたはず。

それを思い出していくリハビリだと思って、今日なにがしたいか自分の心と相談してみるといいと思う…

…ので、減量しなきゃと思いつつ、今日はトンカツを食べました。うまかった。

ペットにも杉。

先週からモルモットを飼い始めたのですが、ケージの底に杉を削ったときに出るプレーナーチップをひいています。

杉の消臭効果によってか、今のところ臭いが抑えられており、おしっこも吸水してくれるので衛生的で、あのトイレ用のペレット特有の強烈なニオイ(個人的にかなり苦手なニオイです)もないので快適です。

毎日汚れた箇所をスコップですくって捨てて、何日かごとに適量足しています。

おが粉と違って小指の爪くらいの大きさがあるので、部屋に舞うこともありません。

杉のプレーナーチップは大量に出る一方で使い道に困っていたので、こんなカタチで活用できて嬉しい限りです。

細かいだけで、杉の効果効能は変わらず持ち合わせてますからね。

とはいえ、まだまだ沢山ある上にモルモットはニオイがあまりキツくない部類らしいので、もしペットのニオイにお困りの方で、モニターやってもいいよって方がいましたら、お試しでお譲りしますのでご連絡ください。

「丸太をできるだけ余すことなく使う」という夢に、ほんの少しですが一歩ずつ近付けているかもしれません。

   

  

杉のベッドキット

お客様にご注文いただいた山武杉のベッドのキットを試作している様子です。

低温乾燥により杉がふわっと香り、材にねばりがあるため2人のっても大丈夫。

これをベースに改良して、組立説明書と共に納品させていただきました。

ちなみにこの試作は社員が購入し引き取られていきました。

 

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