旅いく×アウトオブキッザニアinKOTO

だいぶ久しぶりの投稿になってしまいました。

 

さてさて、今年4年目を迎えた「旅いく×アウトオブキッザニアinKOTO」。

木の時計づくりを通して、子どもたちがお仕事体験をします。

概要は↓な感じです。

夏休みワークショップ終了!

子どものしごと、大人の仕事。

今年は、312名という過去最多のご参加をいただきました。

そして、8/2に抜き打ちで行われたキッザニアさんのプログラムチェックでは、みごとオールAをいただきました!

このプログラムは、社員全員で行っている榎戸材木店で唯一の事業です。

普段別のチームで動いている社員が、この旅いく事業では一つのプロジェクトチームとして、どうしたらもっとよくなるかをみんなで考えながら準備・運営をしています。

また、アルバイトさんも、参加してくださる子どもたちや親御さんにより満足してもらうために、積極的に動いたり、改善点をたくさん出してくれます。

みんなで取り組んでいるこのプログラムは、本当にたくさんのことに気付かせてくれます。

これからも大事に続けていきたいワークショップです。

飲食店と材木と

久しぶりのブログ。

今週の初めに、会社の敷地内に食堂をオープンしました。
100年の間「材木屋」(一応)として小さく堅実にやってきた会社が飲食業に手を出すとは、ご先祖様が知ったらさぞ驚くことでしょう。

会社のある新木場はご飯にとても困る場所で、お昼はコンビニか仕出し弁当、もしくは近くのチェーン店のそば屋さんくらいしか選択肢がありません。
僕らもコンビニで買ったり、仕出し弁当を取ったりしていましたが、毎日毎日食べている中で、体がだんだんと不健康になっていく感じが否めませんでした。

せめてご飯は炊こうと、会社に炊飯器を持ち込んでお米だけは自前でしたが、やはり根本的な解決にはならず。

そんな中、「簡単でよければ作りましょうか」と名乗りをあげてくれたのが、榎戸材木店で不動産の担当をしてくれている”たかさん”こと髙嶋さん。
彼は元々料理人で、その実力は、イタリアでシェフ経験を持っていたり、日本で自分のお店を構えたことがあるほど。
たかさんの作るお昼は、おいしいのはもちろんのこと、健康のことを考えた体に優しいご飯です。

そんな賄い飯が始まってから数ヶ月。
僕は考えました。
「こんな美味しくてヘルスィーなお昼を、僕らだけで独占するなんてもったいない!ぜひ新木場で働く人に食べてもらって、午後の仕事の活力にしてほしい!」

というわけで始まった、うみねこ食堂プロジェクト。
保健所の申請もとり、今週から晴れてオープンの運びとなりました。

榎戸材木店で働く僕らは、
「心豊かな暮らしの提案を通して、自然との調和を目指す」
という軸と目的を共有しています。

僕の考える「心豊かな暮らし」とその提案とは、ただ経済的な豊かさの追求でもなく、ただ合理的なだけ、便利なだけでもなく、心が生きていることを実感し、心が喜ぶ暮らしを探求し、体感し、共有していくこと。
それを実現する上で、「住」と「食」は欠かせない要素だと考えています。

いままで榎戸材木店が営んできた材木業は、解釈を拡げれば、「心豊かな住まいの提案」。
そう考えると、「心豊かな暮らし」という大きな枠組みの中で、今回の新規事業との親和性は大いにあるように感じます。

また、今回のことで僕自身も、自分が目指す事業のスタートアップと運営の理想が少し見えた気がします。

ポイントは、
・僕らが「いいね!」と思うものを、自分たちを中心に拡げる
・メンバーが最も力を発揮できる「場」をつくる
・スタート時のリスクを限りなくゼロに近付ける

これからまた何か新しく始める際は、「心豊かな暮らしの提案」という軸にあてはまるかや、上のポイントを押さえながら進めていこうと思います。

うみねこ食堂、よろしくお願いします。

古民家解体(状態チェック)

建物は建てられた時期や場所、素材や環境によって、同じ年数が経過していてもその状態は全然違います。

BeansValleyの古民家は推定築100年以上(らしい)とのことなのですが、床下や屋根裏の状態は開けてみないとわかりません。

まだまだ元気なのか、シロアリに食われているのか、腐ってボロボロなのか、はたまたエイリアンが巣食っているのか。。。

 

と、いうわけで、試しに開けてみました。

 

どーん。

 

 

ごめんくださーい。

 

 

 

床下は、多少虫食いがあったけど、湿気も全然なく良好。

少しの手直しでいけそうです。

 

天井裏の梁もなかなかかっこいいのが現れました。

エイリアンはいませんでしたが、なんかの骨が出てきました。

 

 

初の解体だったのですが、作業自体はそんなに難しくはないものの、多少なりとも危険が伴うのと、小動物の糞尿がかなりの破壊力をほこるので、(マスク2枚がけ、ゴーグル着用でも目とノドが大変なことになりました)古民家解体の際はその点特にご注意下さい。

 

お清め

古民家の不要な部分等の解体を始めるにあたって、簡単ではありましたが、お清めの儀をしました。

「今までありがとうございます。少し手を入れさせていただきます。」という気持ちで背すじが少ししゃんと伸びるのは、日本人のDNAかもしれません。

古民家再生の第一歩。

まずは一部を解体し、トイレと排水を処理する浄化槽を設置します。

きっかけ

昨年末に子どもが生まれました。

名を「奏介」といいます。

僕も妻も楽器をやっていたので、友人からは「演奏の”奏”からとったんだね」なんて言われますが、

全然とってないです。ごめんなさい。

響きと画数重視!

 

そんなこんなで、最近小さな子どもによく目が行くようになりました。

今までは全然気にならなかったのに、赤ちゃんが出ているテレビのCMとかが流れると、反応するようになりました。

人って自分に関係のある情報には、勝手にアンテナが張られるんですね。面白い。

 

で、ある日家の近くで、とある光景を目にしました。

※イメージ

 

車通りや自転車が多くて危ないし。

そんな中、突然飛び出したら危ないし。

でも子どもは飛び出すもんだし。

そもそも一人の先生が、そんなに多くの子どもを一度に見れないし。

 

都心では、確かに必要な措置だと思います。

ただこの光景を見たとき、僕は自分の子どもを思い浮かべて、こう思いました。

 

「全力でどこまでも走り回ってほしい。」

「ずっこけて泥だらけで大笑いしててほしい。」

そんな具体的なイメージが浮かんだ瞬間に、田舎に暮らしたいという気持ちが今までにないくらい強くなりました。

子どもってすげー。

 

そんな話を妻にしたら、とても賛同してくれました。

妻もすげー。

 

まとまらないまま終わり!

 

 

主人不在の森林たち

千葉の古民家付きの土地、BEANS VALLEY(ビーンズ バレー)と名付けました。

さてそのBEANS VALLEYですが、裏山があります。
今回購入した土地にこの裏山は含まれておらず、所有している方も別でした。

裏山からは竹や杉林が飛び出してきていて危険なので、手を入れさせてもらえないかと思い先日所有者の方を訪ねました。

幸い所有者さんの住所はすぐ近所でしたが、訪ねてみるとご自宅に人の気配はありませんでした。

向かいの方に話を聞くと、2.3年前に亡くなられたらしく、お子さんもいなかったそうです。

今は地道に正規の方法で相続人を探していますが、かなりの時間がかかりそうな上に、交渉や手続きも簡単にはいかなそうな予感がします。

おそらく、その相続人さんたちは、自分が相続人だということを知らないでしょう。

古い記事ですが、「相続時に何も手続きをしていない山林所有者」は、自覚している対象者だけで約16万人いると推定されています。

“実はあなたも相続人!? 増える所有者不明の農地・森林”

自覚の有無に関わらず、遺留分という法律で保障された取り分は発生しますから、時間が経てば経つほど、相続が起これば起こるほど、一つの土地の権利は分割され、集約は困難になります。

誰かの持ち物である限り、勝手に入ったり手を入れたりできないですから、森林整備にも多大な影響を及ぼします。

話には聞いたことのある問題も、直面するとことの重大さが一層身に沁みますね。。
都心で木材を扱っているだけでは感じられない現実。
これが今の日本の山の現状です。

問題意識を持って、まずは自分たちにやれることから取り組んでいきます。

ご近所廻り

先日購入した千葉の古民家付きの土地。
今日はご近所の挨拶廻りに行ってきました。

平日だったので半数近くは留守でしたが、訪ねた皆さんとてもいい方ばかりでした。
初めてお会いしたにもかかわらず、この辺りのことを色々教えてくださる方や、「裏に畑があるから使っていいよ」と言ってくださる方もいて、かなりビビっていた自分としてはなんだかほっとしました。

近所の方の話を聞いていると、僕らにとっては偶然巡り合ったこの土地に、連綿と続く物語があるとはっきり意識させられます。

なぜこんなにも千葉に惹かれるのかわかりませんが、理由がないってことは純粋な「好き」なんだろうなと、改めて感じた日でした。

杉のことを考えてたら、いつの間にか千葉に古民家付きの土地を買っていた話

先日、千葉に古民家付きの土地を購入しました。

理由はいくつかあるのですが、そのうちの1つは「回帰」でした。

 

榎戸材木店では数年前から千葉の杉を扱い始めましたが、いつからか1つの疑問がふと頭の片隅をよぎるようになりました。

それは、

「はたして自分は杉を”いのち”として見ているのだろうか。」

ということ。

 

木材をビジネスとして考えるとき、杉がいのちあるものということを忘れていないだろうか。

工業製品をライバルであると考えるとき、杉がいのちあるものということを忘れていないだろうか。

売上を気にするとき、

納期に追われているとき、

杉を単なる”素材”と考えて、杉がいのちあるものということを忘れていないだろうか。

 

そんなことが頭をかすめる度、

いったい何のためにやっているのか、

この先どこを目指すのか、

なんだかよくわからなくなりました。

 

数年前に木材市場や製材所で見た、今の日本の山の現状に衝撃を受け、

お借りしたいのちを無駄なく使いたいと思った。

それが杉を扱い始めた理由だったはず。

森のいのちをお借りして暮らすこと。

それが古来からの人と自然との付き合い方だったはず。

 

自然の中に身を置くことで、

人が自然と共生する世界に触れること。

全てが調和する世界に触れること。

そんなことを目標に、「回帰」してみようと思いました。

 

榎戸材木店のスローガンは「山へ かえろう、山へ かえそう。」

今より純粋だったあの頃の気持ちを思い出して、

もう一度「いのち」を、自分の軸に。

9の心得

榎戸材木店には細かいルールが殆どない代わりに、9つの心得があります。

ルールは人を縛りますが、心得は人の可能性を広げるものだと思っています。

仕事を通して、それぞれが自分で考えて、決めて、生きることを、みんなで学んでいきたいという願いも込められています。