ご近所廻り

先日購入した千葉の古民家付きの土地。
今日はご近所の挨拶廻りに行ってきました。

平日だったので半数近くは留守でしたが、訪ねた皆さんとてもいい方ばかりでした。
初めてお会いしたにもかかわらず、この辺りのことを色々教えてくださる方や、「裏に畑があるから使っていいよ」と言ってくださる方もいて、かなりビビっていた自分としてはなんだかほっとしました。

近所の方の話を聞いていると、僕らにとっては偶然巡り合ったこの土地に、連綿と続く物語があるとはっきり意識させられます。

なぜこんなにも千葉に惹かれるのかわかりませんが、理由がないってことは純粋な「好き」なんだろうなと、改めて感じた日でした。

杉のことを考えてたら、いつの間にか千葉に古民家付きの土地を買っていた話

先日、千葉に古民家付きの土地を購入しました。

理由はいくつかあるのですが、そのうちの1つは「回帰」でした。

 

榎戸材木店では数年前から千葉の杉を扱い始めましたが、いつからか1つの疑問がふと頭の片隅をよぎるようになりました。

それは、

「はたして自分は杉を”いのち”として見ているのだろうか。」

ということ。

 

木材をビジネスとして考えるとき、杉がいのちあるものということを忘れていないだろうか。

工業製品をライバルであると考えるとき、杉がいのちあるものということを忘れていないだろうか。

売上を気にするとき、

納期に追われているとき、

杉を単なる”素材”と考えて、杉がいのちあるものということを忘れていないだろうか。

 

そんなことが頭をかすめる度、

いったい何のためにやっているのか、

この先どこを目指すのか、

なんだかよくわからなくなりました。

 

数年前に木材市場や製材所で見た、今の日本の山の現状に衝撃を受け、

お借りしたいのちを無駄なく使いたいと思った。

それが杉を扱い始めた理由だったはず。

森のいのちをお借りして暮らすこと。

それが古来からの人と自然との付き合い方だったはず。

 

自然の中に身を置くことで、

人が自然と共生する世界に触れること。

全てが調和する世界に触れること。

そんなことを目標に、「回帰」してみようと思いました。

 

榎戸材木店のスローガンは「山へ かえろう、山へ かえそう。」

今より純粋だったあの頃の気持ちを思い出して、

もう一度「いのち」を、自分の軸に。