千葉県浦安市から富里市に移転した東京中央木材市場へ、移転後はじめて足を運びました。
市場を巡っていると、急に目に飛び込んできた一本の材。
色も鮮やかで、形も面白く、これで何かを作ってみたくなり、、
そうこうしている内に競りが始まってしまい、衝動買いに近い形で競り落としてしまいました。
この材は「キハダ」という名前で、
キハダといえばマグロ?と思う方も多いかもしれませんが、実はミカン科の広葉樹です。
その名前の由来は、樹皮の内側が鮮やかな黄色をしていることから。
ちなみにキハダマグロの語源も、似たようにヒレの色味が黄色いことから来ていると言われています。
材そのものは、辺材が淡黄色、心材は褐色でコントラストが美しい!これからこの材がどんな形に仕上がっていくのか——
その変化も、ぜひ楽しみにしていてください。