古い榎戸材木店の終わり

ゴールデンウィークが始まってすぐ、我が家の隣のご主人が75歳で亡くなりました。
単に隣人と言うだけではなく、中学を出て、榎戸材木店に50年間近く勤めて10数年前に退社した人です。昔ならともかく、平均年齢80歳を超えた今、75歳は早過ぎる死でした。
今年の1月末で、やはり榎戸材木店に50年間、勤めてくれた社員が定年退職しました。そして、元番頭で、私が2歳くらいの時から榎戸材木店のために働いてくれた人の死…
古い榎戸材木店は去年までで終わり、昨年2月に長男に社長の座を譲ってからは過去と決別し、新・榎戸材木店になったのだと、つくづく感じました。
来年で創業100年を迎える当社ですが、正確に言えば99年目からは新しい会社として生まれ変わったのだと思います。